どんなスポーツでもそうですが、そのスポーツを教えることというのは非常に難しいことです。
特に試合に出場していく生徒(選手)を育成していくことは一段と難しくなっていくのです。

難しいからこそ、上手くいったときの嬉しさも倍増するんですけどね
子供たちというのは、我々コーチの言葉というものに大きく影響され、その言葉により強くなっていったりするので、我々はその一つ一つの言葉に注意をすることが必要なのです。
どこのクラブもそうなのですが、ジュニア選手コースというのには男女一緒に練習をしています。小さなときには男女ともに同じような声かけでいいのですが、小学校4年生以上になってくると男女の言葉のかけ方も少しずつ変えていくことが必要になってきます。
男子選手は、ある程度の事だけ教えるとそれに付随する周りのことまで、自分で開拓して練習することが出来るのです。が、女子はそうはいきません!
女子選手には、事細かに注意をすることが必要で、後は自分で考えろ!とか言っても・・・・・なかなか上手に考えられない子が多いのです。

中には、すぐにできる生徒もいますが、それは数少ないですね!
以前、高校女子テニス部を何十年と見てきた顧問の先生とお話しする機会があった時にも、「女子は一から十まで言ってあげないとわからないんだよなー!男子を教えているほうがずっと楽だよ!」と、言っていた事を思い出します。
ただ、よくコーチ陣達の話の中でも、教えすぎもよくない!自分で考えることをさせないとなかなか自立した選手にならない!とも・・・・
そこは、我々コーチたちの腕の見せ所で、選手一人一人の性格をしっかりと把握しながら上手なさじ加減で教えたり、突き放したり・・・・・
決して、生徒が途方にくれないようにしっかりと様子を見ていくことが必要なのです。
教えることは、テニスの技術はもちろんですが、戦術、マナー、挨拶、言葉使い・・・・などなど
テニスというスポーツを通じて、一人の人間形成をしていく非常に責任重大な仕事をしているんだ!という自覚をコーチは常に持っていなければいけません!
時代により、子供たちの体系から体力、生活環境も変わっています。
その時代に合った練習方法を我々コーチは日々勉強していく必要を感じます。
だんだん夕方からは寒くなってきました。
私が苦手な・・・・・・冬が近くにやってきました!
冬になると・・・・・おっさんは・・・・・あっちこっち・・・・・痛くなるんだなー!